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日本の四季折々の行事を自分流に楽しむ暮しは、日常を心豊かにしてくれます。お客さまを迎える時にもちょっとした心得があり、それは、掃除した後、部屋を季節の室礼(しつらい)にすることなのです。部屋はもちろんのこと、玄関、サイドボードやトイレにも季節感があると「心から歓迎します」というメッセージが伝わるでしょう。
お出しする器やお料理にも季節感があると素敵なおもてなしの時間が始まります。格式ばらず楽しんで気持ちを形にしてみましょう。



【室礼】  歳時記の飾り物

人生の節目やお祝にその場の雰囲気を演出する、美しい日本の季節を室内に取り込む暮しぶりです


【歳時記の花】

春夏秋冬、四季折々に咲く花を楽しみましょう。

おもてなしには3つの要素があります

よそおい その場に合わせた身だしなみを整える
しつらい 祝いの日や来客のときに室内を清潔にして飾ること
ふるまい 自分が行動するしぐさ 動作

■ おもてなし ■

自宅に知人を招いたり、お付き合いのある人から訪問したいという連絡を受け取ったとき、まず、その人のことを考えて準備を始めるでしょう。
日ごろからよく知り合って気心の知れた人なら準備は手早くできますね。その人の好きな食べ物や飲み物、もしかして、他の仲間にも声をかけてより楽しい時間を共有できる居心地のいい状態を作ることもできるかも知れません。

一方、 招かれた人や訪問を予定している人は、訪問先の雰囲気などの予想ができ、手作りケーキなど、楽しい時間をより盛り上げるギフト持参で来るかもしれません。

また、初めて招く客には、今までの経験やお付き合いの状態を考え合わせて自分ができるだけの準備をします。その人について好みや趣味の情報を得られればより行き届いた「おもてなし」ができるでしょう。

訪問を予定している人は、どのような「おもてなし」を受けるのか期待して来るでしょう。 訪問先の「おもてなし」に満足できれば、これを機会により交流を深めたいと思ってもらえ、お互いに「来てよかった」「招いてよかった」という印象を持てれば、その「おもてなし」は成功したのです。

私たちが「おもてなし」を受けて一番嬉しいのは、招いてくれた人の心づかいを感じたときです。私のためにこのような準備をして待っていてくれた、私の好きな物を知っていてくれた、楽しい雰囲気で迎えてくれたなど、印象はいろいろあるでしょう。 相手に合わせた心づかいをするには、経験や情報が必要です。かといって、お客様に「どこが良かったですか」などと聞くわけにもいきません。 だからこそ、自分なりに「よそおい」「しつらい」「ふるまい」のバランスや取り合わせを考える心づかいが必要ですが、決して独りよがりにならないことも大切です。