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折りにふれ故人を思い出し冥福を祈る追悼行事を仏教では「法事」といい、その宗派によってさまざまなしきたりがあります。

■ 仏式法事の時期 ■

命日(めいにち) 亡くなった日   一周忌 死後1年目
初七日(しょなぬか) 死後7日目 三回忌 死後2年目
二七日(ふたなぬか) 死後14日目 七回忌 死後6年目
三七日(みなぬか) 死後21日目 十三回忌 死後12年目
四七日(よなぬか) 死後28日目 十七回忌 死後16年目
五七日(いつなぬか) 死後35日目 二十三回忌 死後22年目
六七日(むなぬか) 死後42日目 二十七回忌 死後26年目
七七日(なのなぬか) 死後49日目 三十三回忌 死後32年目
百か日(ひゃっかにち) 死後99日目 三十七回忌 死後36年目
    五十回忌 死後49年目
    百回忌 死後99年目
    以後は50年毎  
お盆 8月15日 地方により7月15日
新盆(にいぼん) 故人が亡くなってから最初に迎えるお盆で特に丁寧に供養します
彼岸

春のお彼岸(3月22日ころ)

秋のお彼岸(9月22日ころ)

月命日 月々の亡くなった日

■ 法事を営む施主のマナー ■

  • ・ 七七忌日(四十九日)の法要が終わると次は百か日の法要を行います。ごく内輪ですませますが、この法要のときに無縁仏の供養 施餓鬼会(せがきえ)を行う風習があります
  • ・ 以後の法要は、それぞれの家の考えですが、一周忌  三回忌 十三回忌 三十三回忌法要を営むことが多いようです
  • ・ 特に三十三回忌は「弔い明け」(とむらいあけ)といって喪主が行なう最後の法要です
  • ・ 法要は命日にするのが望ましいのですが、命日の前で、家族 僧侶 主な招待者の都合のよい日にしてもかまいません
  • ・ 遺族は三回忌まで正式喪服にし、その後は少しづつ略式にすることが多いようですが、参列者より軽い服装にならないようにします
  • ・ 家に仏壇のない家庭では七七忌日の忌明けの法事までに仏壇を用意するのが正式な方法です
  • ・ 仏壇は宗派によって中に納めるご本尊が違う、また、仏具の飾り方や開眼法要も必要なので菩提寺の僧侶に相談して進めましょう

■ 法要の営み方 ■

  • ・ 菩提寺に連絡し誰の何回忌法要か、日時、参列するおおよその人数などを伝え、お寺の都合を確認します
  • ・ はがきや電話で招待する人に法要の連絡をして出欠の返事を もらいます
  • ・ 連絡の内容は誰の何回忌法要なのか、日時、場所、 卒塔婆の有無と料金 、 法事後の供養の会食の時間 場所、服装についてなどです
  • ・ 案内状や連絡は1ヶ月ほどの余裕をもって送ります
  • ・ 法事当日は、寺院や自宅の仏壇の前で僧侶にお経をあげてもらい、参列者がお焼香をします
  • ・ その後、近くにお墓があれば全員でお参りをし、お塔婆を頼んだ人が墓前にあげます
  • ・ 法要後は、僧侶や参列者を招いて供養の会食をします。内容はお茶程度から料亭に招くなどさまざまですが、いずれにしても、施主から参列者に御礼を述べ、引き出物を用意して渡します
  • ・ 都合で会食をしない場合は参列者に「お膳料」として会食程度のお金を包んで渡します
  • ■ 卒塔婆の準備 ■

  • ・お塔婆は、戒名を書いたりお経を書いてお墓に供えると故人の供養になるとされています。お寺によって料金が決められていることが多いので確認しておきます
  • ・法要には欠席でもお塔婆だけ出すという人もいるので、出欠の返事のときにお塔婆を出す人の名前を知らせてもらいます
  • ・法事の一週間ほど前にお寺に名前を連絡しておくと当日までに用意をしてくれます
  • ・真言宗では卒塔婆の習慣はありません

■ 僧侶への御礼 ■

  • ・法事の格式や規模により金額は違います。お寺に直接聞くか、地域の経験豊富な人に聞いて参考にすることも良いでしよう
のし袋 渡す相手 目的 表書き

白黒、又は、双銀水引結びき
僧侶の御礼 お布施
御経料
お寺のご本尊へのお供物 御供物
交通費 お車代
食事代 御膳料
卒塔婆の料金 御塔婆料
施餓鬼会のお礼
(七七忌日の法要時のみ)
施餓鬼料
下の名前 苗字 又は フルネーム

■ 仏式法事に使うのし袋 ■

水引印刷のし袋 ハス印刷のし袋 白黒7本水引のし袋 双銀水引のし袋
~1万円
~1万円
1万円~4万円
1万円~10万円
 大型のし袋 双銀大型のし袋 白黄水引 白黒水引結び切りのし紙
4万円~
4万円~
関西 東北地方  手土産用のし紙
のし袋のお作法 

■ 参列者のマナー ■

  • ・法事の案内状を受けとった人は、返信はがきに出欠を記入し「御」の文字を二本線で消してから期日までに返信します
  • ・法事には必ず故人が好きだった物などのお供え物を持参しますが、今では物の代わりにお金包みを供えるようになりました
  • ・ハスの花が印刷されたのし袋は仏式のみ使えます。金額は葬儀のときの50%程度とされています
  • ・白黒7本結びきりのし袋が基本ですが、高額を包む場合は10本水引大型のし袋や桐箱のし袋をお奨めします
  • ・四十九日の法事は、その日から仏様になられるということなので招かれたときに持参するのし袋の表書きは「御霊前」でも「御仏前」でもかまいません 
  • ・法事の金額はお付き合いの程度、回忌の年数、食事の有無、地方のしきたり等によって異なりますが、目安として葬儀の時の「御霊前」の50%~70%くらいです
  • ・のし袋は「袱紗」に包んで持参します
  • ・卒塔婆供養を希望する場合は前もって施主に連絡しておきます。卒塔婆料は香典と別にして施主に渡します。金額は決まっていることが多いので施主に聞いておきましょう
  • ・数珠 は宗派によって様式がちがいますが、自分の宗派の数珠を持参してもかまいません
数珠のお作法 
  • ・年忌が近いからと法事への招待を施主に催促してはいけません
  • ・故人との親しさで供養したいならば命日の後にお墓参りをしたり、直接お寺に連絡して卒塔婆を供えてもらうようことも可能です
  • ・七七忌日の法事の後、香典返しが送られてくることがありますが、礼状を書く必要はありません

■ 仏式法事につかうのし袋 表書き ■

法事 渡す相手 表書き
法事の参列者 参列者⇒法事の施主

御仏前 (ごぶつぜん)

御供物料 (おくもつりょう)

一周忌や年回忌法要でお経をあげてもらった御礼 施主 ⇒ 僧侶 御布施  (おふせ)
御経料 (おきょうりょう)
法名(ほうみょう) 戒名(かいみょう)をもらった時のお礼 施主 ⇒僧侶

御法名料

(おんほうみょうりょう)
御戒名料
(おんかいみょうりょう)

卒塔婆を供える時 参列者 ⇒ 施主 卒塔婆料
(そとばりょう)
浄土真宗以外の宗派で使います
僧侶に食事の用意をしない場合に渡すお金包み 施主 ⇒僧侶 御膳料
(おぜんりょう
百カ日法要で無縁仏の供養も併せて行なったときの供養料 施主 ⇒僧侶 施餓鬼料
(せがきりょう)
法要後に渡すお返し 施主 ⇒参列者
(こころざし)
粗供養
(そくよう)

■ 法事のお返し 『志』 の意味 ■

  • ・ 仏教では葬儀の後