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訪問ともてなしのマナーはお互いに相手を思いやることから始まります。客は訪問先の主人によけいな心遣いや迷惑をかけないように気を遣い、主人側は客に遠慮させないように気遣います。 お互いに形式的にならず自然な振る舞いができると親しさがまし、より良いお付き合いにつながるでしょう

■ 訪問する人のマナー ■

  • ・親しい間柄でも訪問するときは前もって電話などで相手の都合を伺うことを心得ておきましょう
  • ・ 訪問の目的と日時、人数、滞在する時間の目安などを伝え、必ずその期日を守るようにします
  • ・ 手土産をデパートなどの紙袋のまま渡すのは失礼なことなので品物は風呂敷に包んで自参しましょう  
風呂敷で美しく包む
  • ・ 手土産にはのし紙をかけます
  • ・ 一般的な表書きは「粗品」としますが、目的がはっきりしている場合は「御中元」「御礼」「御見舞」など用途に応じた表書きをします。表書きは、のし袋の表書きに準じます
のし袋の表書き
  • ・ タクシーを利用したら訪問する相手の玄関前ではなく、少し手前で降り、玄関まで歩いていきます
  • ・ 初めて行く場合は、事前に所要時間や駅からの道を調べて道に迷ったり遅れることがないようにしましょう
  • ・ 訪問先についたらベルを鳴らす前にもう一度身だしなみをチェックし、手土産の風呂敷包みを左腕で受けて右手を添えるように持ちます
  • ・ コートや手袋はベルを鳴らす前に脱いで裏返してたたみ、片腕にかけて持ちます
  • ・ 一度ベルを鳴らしたら応答があるまでしばらく待ちましょう。何度も立て続けにベルを鳴らすのは相手に催促しているようで不快な印象を与えることがあります。ベルを鳴らして相手がでたら自分の名前を伝えます
  •    「ごめんくださいませ。○○でございます」
  • ・ 面会する当人がでてきたら訪問の挨拶と用件を伝えます  
  •    「お忙しいところお邪魔いたします。今日は、□□でまいりました」
  • ・ 相手に「どうぞ、お入りくださいませ」と言われたら「失礼します」と言って入ります。ドアは後ろ手に閉めるのは失礼なので、相手にお尻を向けないようにして、また、大きな音をたてないようにドアを閉めます
  • ・ ドアを閉めたら「ご無沙汰しております」又は「お邪魔いたします」などと簡単な挨拶をします

■ 訪問の約束をした客のマナー ■

  • ・約束の時間より早すぎるのはマナー違反です
  • ・個人の家の場合は、約束の時間より3~5分ほど遅れてベルを鳴らすのがちょうどいいようです。それは、相手が客を迎える準備を整えて一息つけるくらいの時間の余裕を見計らうという意味があります
  • ・仕事関係先に訪問する場合は、約束の時間より5分ほど早めに到着し、身だしなみを整えてから受付に訪問を知らせます
  • ・訪問先に着いたらベルを鳴らす前に自分の髪やネクタイに乱れはないかチェックして身だしなみを整えます。夏は汗をふき一息落ち着いてからベルを鳴らします
  • ・ベルを鳴らして相手がでてきたら玄関での挨拶は簡単にすませ「どうぞ、お上がりください」と言われたら「失礼します」といって靴を脱ぎます
  • ・自分で脱いだ靴をそろえるので、用意されたスリッパにすぐに足を入れずに上がります
  • ・前向きに靴を脱いで上り、相手に背を向けないようにして振り返り、膝をついて靴をすぐ履ける状態に向きをかえます。玄関ではゲタ箱のあるところが下座になるので、靴はゲタ箱のそばに置いておきます
  • ・コートや大きな荷物は形よくまとめて玄関の邪魔にならない場所に置きます。主人側がコート類を預かってくれるようなら渡してもかまいません
  • ・手土産の風呂敷包みとハンドバックをもって部屋に入ります。面会する相手がでてくるまで部屋の下座に控えて待ちます
  • ・訪問の挨拶がすんだら手土産を風呂敷から出し、風呂敷はかるくたたんで手元に置きます。相手に手土産の正面を向けて両手で差し出しお礼やお祝の言葉を添えて押しすすめます
  • ・手土産が生鮮品や生花、土物の場合は、匂いや汚れを部屋に持ち込まない配慮が必要です。玄関で渡すほうが相手に親切です
  • ・生鮮品の場合は、保管方法や賞味期限などを伝えてあげましょう
  • ・必要なら、その品を選んだ理由、保存の仕方、食べ方、使い方などを伝えます
  • ・大勢の人が集まる場所で手土産を渡す場合は、玄関での挨拶のあと渡しておきましょう
  • ・風呂敷は、お祝事や季節のご挨拶に訪問した場合はおめでたい柄や季節の模様で、お悔やみや法事の場合は、紫やグレーの無地の風呂敷を使うち気がきいています
冠婚葬祭の風呂敷包み
  • ・お祝やお礼の場合は、のし紙は包装紙の上にかけます(外のし)
  • ・部屋に通され待つ間は、洋間では入口に一番近いイスに、和室の場合は入口近くの邪魔にならないところに座って待ちます
  • ・訪問相手が部屋に入ってきたら洋間なら立って訪問の挨拶をし、勧められたらイスに座ります
  • ・和室では座布団に座わる前に畳に座って挨拶をします
  • ・座布団に座る場合は決して座布団を踏んではいけません。下座に座って膝でにじりながら座ります
  • ・訪問先の人に上座をすすめられたら遠慮せずにその席に座ります。同行者に目上の人がいる場合は、その人が上座に座ります
  • ・女性の帽子は洋間ならそのままかぶって応接室に入ってもかまいませんが、和室の場合は取ったほうが無難でしょう
  • ・待っている間は部屋の飾り物などに興味を示すのはかまいませんが、勝手に手にとったりしてはいけません
  • ・部屋のインテリア、花、飾り物、食器などその家の趣味趣向に興味を示すことはおもてなしに感謝する気持ちを伝えるコツです。質問などして話題を広げるのも楽しい時間のすごし方ではないでしょうか
  • ・ 茶菓のもてなしには自然の振るまいが大切です。出された茶菓子は温かい物は温かいうちに、冷たい物は冷たいうちに残さずいただくのがお作法です
  • 「いただきます」と言ってから口に運びます。好きでないとか食べきれないお菓子は懐紙に包んで持ち帰りましょう
  • ・親しい間柄でないかぎり、1時間ほどで切り上げます。訪問は惜しまれながら引き上げるくらいがいいようです
  • ・話の切れ目などのタイミングを見計らって、座布団をはずすなり、立ち上がるなりして、きちんともてなしに対するお礼の気持ちをえます
  • ・靴をはいてから玄関口でもう一度かんたんに挨拶します
  • ・玄関でコートを勧められたら遠慮せずに「お言葉に甘えて失礼します」といって着てもかまいませんが手袋や帽子などは外に出てから身につけましょう
  • ・門の外まで見送ってもらったら、しばらく歩いてから振り返り、まだ家に入らないで見送っている場合は軽く会釈をして感謝の気持ちを伝えます
  • ・数日のうちに、もてなしに対するお礼の手紙を出しましょう
  • □ 注意しましょう □
  • ・ 訪問先に先客がいた場合、自分から話しかけるのはマナー違反と心得ましょう
  • ・初対面の相手は、訪問先の主人から紹介されるまで軽く会釈程度にしておきましょう
  • ・人に挨拶するとき、明るく礼儀ただしい自分をアピールしましょう。自己紹介のときは、明るく元気に自分の名前をフルネームではっきりと名乗ります。 お辞儀がきちんとできれば礼儀ただしい印象を与え、好感度がアップするでしょう。

■ 予告なしに訪問する客のマナー ■

  • ・ 予告なしの訪問は、用件を玄関先で済ませて用件がおわるとすぐに帰るのがマナーです
  • ・ 御中元や御歳暮、新年の挨拶はある一定期間に訪問するので、ごく親しい仲で長時間滞在しない場合は予告なしでもかまいません 玄関のベルを鳴らして相手が出たら、まず自分の身分と用件を伝えます
  •        私、ご主人の大学の後輩の○○と申します
  •        今日は、ご主人にお世話になりました△△社の就職が決まり
  •       ましたのでご報告方々御礼に参りました
  • ・ 用件が玄関先で済む場合は、コートは着たままでもかまいません。手袋 マフラー 帽子だけを取り「着たままで失礼します」といって手短に用を済ませます
  • ・ 用件の内容によって相手から「お上がりください」と言われてからコートを脱 ぐのがエチケットです
  • ・ 玄関先での訪問で10分以上話込むのは失礼です。5分以内の訪問と心得ておきましょう
  • ・ 帰る挨拶の前に手土産を渡します。右手で風呂敷の重ねや結びをほどき品物を取り出し、 風呂敷は軽くたたんでバックに入れるか片手に持ちます
  • ・ 品物の正面を相手に向けて、突然訪問をしたお礼の言葉を添えて手渡します
  • ・ 本日は突然の訪問で大変失礼いたしました
  • ・ 直接お目にかかって御礼を申し上げることができ、大変嬉しく思っております。今後ともよろしくお願いもうしあげます
  • ・ 必要なら、その品を選んだ理由、保存の方法、食べ方、使い方などを伝えます