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秋分の日(9月20日頃)を中心に前後3日間を合わせた7日間を「秋のお彼岸」といいます。 彼岸とは「向こう岸」という意味で阿弥陀如来が住む極楽浄土の世界のことをいい、先祖の魂が安住しているところとされています。
初日 彼岸の入り(ひがんのいり)
秋分の日 彼岸の中日(ひがんのちゅうにち)
最後の日 彼岸明け(ひがんあけ)

二十四節気の一つでもある秋分の日は「先祖を尊び故人をしのぶ日」とされ日本の祭日です。


■ 仏壇飾り ■

  • ・私たちが日常、仏様やご先祖を礼拝供養するとき供える線香(せんこう) 花 水 灯明(とうみょう) 膳(ぜん)を五供(ごく)といいます
  • ・お彼岸に入る前に家の仏壇を清め五供を供え、お彼岸中は朝晩お参りして先祖の供養をします
飲食
(おんじき)
閼伽水
(あかみず)
灯明
( とうみょう)
焼香
(しょうこう)
華鬘
(けまん)
食事 果物 菓子 ロウソク 線香 香
日常の食事や季節の果物などを供えます 水道水でいいので毎日取り替えるようにしましょう お参りする時に火をつけ、お参りが終わると必ず消しておきましょう 宗派によってお作法が違います 故人が好きだった花や季節の花を供えます
  • ・家に仏壇のない人は、サイドボードなどにお盆を置き、花 線香 水お供え物を飾って先祖に感謝の気持ちでお参りしてもかまいません
  • ・おはぎや秋の果物、故人が好きだった食べ物を供えます

■ お墓参り ■

  • ・仏教の世界では、極楽浄土は西方(さいほう)にあると考えられているので太陽が真東から昇り、真西に沈むお彼岸にお墓参りをして先祖の霊をなぐさめます
  • ・お彼岸の期間中に数珠 花 線香などを持参して、できれば家族全員でお墓参りをします
  • ・お寺の本堂にお参りしてからお墓の周りを掃除します。墓石に水をかけて苔やドロの汚れをきれにします
  • ・花と線香を供え、お参りするときは一人一人新しく汲んだ水を墓石にかけて手に数珠をかけて拝みます
  • 数珠
  • ・故人の好物を供えた場合は、環境に配慮して、お参りが終わったら持ち帰りましょう
  • ■ 訪問のマナー ■

  • ・お彼岸の期間中に実家や親しいお付き合いのある家を訪問してお仏壇にお参りすることがあります
  • ・相手には事前に訪問の日時や人数を連絡しておきましょう
  • ・数珠とお供え物を持参します。お供え物にはのし紙をかけ、品物の代わりにお金包みを供える場合はのし袋に包みます
  • ・のし袋は袱紗に、お供え物は風呂敷に包んで持参しましょう
  • ・注意! 訪問の挨拶をした後、仏壇にお参りする時にお供えするお菓子やのし袋の表きは、正面を自分の方に向けて置くのがしきたりです
  • ・お供え物は、お金包みの他に線香 香 花 菓子 故人が好きだった物などでもかまいません
  • ・訪問してのお参りは、家族や親しい人たちとの絆を深めるよい機会になりますが、遠方などで訪問できない場合は、手紙を添えてお供え物を送ってもかまいません

■ お供えもの ■

  • ・春のお彼岸には「ぼた餅」秋のお彼岸には「お萩」を仏前に供える習慣があります。お萩とぼた餅は呼び名が違うだけで同じ食べ物なのですが、ぼた餅は「牡丹餅」と書き春の季節の呼び名、「お萩」は、萩が咲く秋の呼び名です
  • ・餡にする小豆の赤い色には厄除け災難除けのご利益があると信じられて、江戸時代のころからお供えするようになったといわれています
  • ・菓子 秋に収穫される野菜や果物、精進料理のお膳、故人の好きな物などを供えます