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お正月は日本の伝統行事の中で最も長い歴史と祝いのしきたりがたくさんあります。その家や地方の風習によってお正月迎えや縁起物の飾り方にいろいろ違いがありますが、今までのしきたりを知って、自分流を楽しむのが今どきのお正月の過ごし方でしょう。

【門松】(かどまつ)

  • ・門松には、松竹梅の木が使われます。
  •  松はいつも緑の葉が茂っている常緑の木であることから、竹は一年中枯れることなく次々と新芽をだすことから、梅は年明け一番に咲く花であることから、子孫繁栄やさい先の良いおめでたい木という意味があります
  • ・デパートの入り口や大きな会社の玄関などでは、三本の竹を中心に松や梅を組み合わせて荒縄で結んだ門松が多く見かけられます。個人の自宅には、門に向かって右側に雌松、左側に雄松を取り付ける形の略式門松が売られています
  • ・常緑樹の松には神様が宿ると言われ、その年の年神様を迎える場所として家の門の両側に門松をたてます
  • ・新年にやってきた年神様は、まず、門松に下り立ち、それから家の中に入ります
紅梅 白梅


【注連縄】(しめなわ)

  • ・年の暮れに家の中を清め、災いや厄病の侵入を防いでくれる年神様(新しい年の守り神)を迎える準備をします
  • ・年が明けると一年の福を運んでくる年神様がやってきます
  • ・玄関や入り口に飾る注連縄は、ここから内側は年神様が宿る清浄な場所であることを示すものです。最近では、室内のインテリアとしても飾ることがあります
  • ・しめ縄に使う飾り物には財運、健康、子孫繁栄などを願う縁起の意味があります

【神棚飾り】

  • ・年神様を迎える神棚は一家の主人が新しいしめ縄を飾るのがしきたりです
  • ・しめ縄には四手(しで)を挟み、太いほうを向って右にしてかけます。四手は白い和紙で作った紙の御幣です
  • ・しめ縄には天照大神の神域を示す縄張りの意味があります。新しく受け取ったお札は伊勢神宮を中央にして、右側に氏神様 左に初詣などで受け取ったその他の神社のお札を置きます
  •  ・神棚飾りも一夜飾りは禁物です。28日か30日に済ませます

【鏡餅】(かがみもち)

  • ・お米は、日本人にとって最も大切な食べ物であり、昔から神様の恵みによって授けられた物と考えられていました
  • ・これを円形の大小二つの餅を重ねて年神様に供え、旧年の感謝と新年の五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願って年神様にそなえます
  • ・五穀豊穣とは、日本人の主食である穀物の事をいい、その年の豊かな実りを願うものです
  • ・鏡餅の飾りには、豊作 健康 長寿 子孫繁栄財運などの願いをこめた縁起良いものが使われており、その家や土地柄によって、さまざまな飾り方があります
  • ・飾る場所は原則として床の間ですが、床の間がなければ玄関やリビングの棚など、家族が集まる場所に置きます

〘床の間(とこのま)〙

  • ・日本家屋の客間の一角に床柱や化粧横木などで一段高くして作られ、掛け軸や活けた花などを飾る場所

 新年の幸せと健康を願う鏡餅の縁起

昆布

長寿 黒髪の元と言われ 「よろこぶ」に通じる縁起物

ほんだわら

一粒万倍、子孫繁栄の意海藻。数の子と同じく、たくさんの 粒がついていることから子宝や 子孫繁栄の意味

うらじろ

表より裏が白い葉であることから裏の清らかさの意

橙 (だいだい)

家業、財産を無事に代々譲り伝えてゆく願い

譲葉

 (ゆずりは)

新しい葉が出てから古い葉が落ちる常緑樹ということから代々家系が繁栄する願いの縁起物

福俵

米、勝栗など昔の保存食を入れ、貧しさに耐えるという意味と豊かな実りへの願いを表します

海老

曲がった腰は長寿の意味があります。また、鎧、兜に見立てて疫病などを防ぐ意味もあります

ころ柿

(干し柿)

柿の性質の七徳の縁起と干し柿を竹串に2個6個2個の

バランスで付けて「外にこにこと中むつまじく」という

意味があります 

嘉(よろこび)が来るという意味で嘉来(かき)とも書きます

末広

(すえひろ)

先に行くほど広がるので発展 良いことが広がるという意味があります

根松

幹より根の方が長いことから揺るがぬ気骨を示します

御幣(ごへい)

和紙で作って、清浄な物や場所をあらわします

三宝
(さんぽう)

白木で作られた儀式の時に使う台